12月も終わりに差し掛かり、寒さで身体が縮こまりがちな季節。知らず知らずのうちに猫背や肩をすくめた姿勢になり、肩や首にコリを感じる人も多いのではないでしょうか?そんな時こそ「胸を開き、背中を強化する」ことが大切です。胸を開いて身体の前面を解放し、背中をしっかり使うことで、姿勢を整え、心身ともにリフレッシュする効果が期待できます。
胸を開くことで得られる効果
胸を開く動きは、見た目の姿勢を整えるだけでなく、内側にも良い影響をもたらします。例えば、以下のような効果があります:
1.呼吸が深くなる
胸が広がると肺がより大きく動き、呼吸が深くなることでリラックス効果が得られます。
2.肩こりや首の緊張を緩和
胸を閉じた姿勢(猫背)は、肩や首に負担をかけがちです。胸を開くことで、身体全体のバランスが整い、これらの緊張を和らげます。
3.心の開放感
胸を広げる動きは、エネルギーを身体に取り込む感覚を高め、気持ちも明るくなりやすいです。
背中を強化することの重要性
胸を開くだけではなく、背中をしっかり鍛えることで、胸がより開きやすくなり、持続可能な良い姿勢を保てます。背中が強化されると、以下のようなメリットがあります:
1.姿勢が改善される
背中の筋肉が強くなることで、自然と胸が開き、背筋が伸びた美しい姿勢が維持しやすくなります。
2.代謝がアップ
背中の大きな筋肉を使うことで、代謝が上がり、全身のエネルギー消費量が増える効果も。
3.腰痛の予防
猫背や反り腰が改善され、腰にかかる負担が軽減されるため、腰痛予防にもつながります。
今週のテーマ:胸と背中を意識するアーサナ
今週のヨガでは、胸を開き、背中を強化する動きを取り入れていきましょう。例えば下記のようなアーサナを練習していきます。
1. キャメルポーズ(ウシュトラアーサナ)
胸を大きく開くことにフォーカスしたポーズ。前面を開放し、肩甲骨を寄せて背中上部を反らせます。
・ポイント:腰を反らせすぎず、胸の中心を天井に引き上げる意識を持ちましょう。
2. コブラポーズ(ブジャンガアーサナ)
背中を強化するポーズの代表格。胸を引き上げながら背中全体を使っていきます。
・ポイント:肩を下げて、腕だけでなく背筋を使って体を持ち上げるのがコツです。
3. ダウンドッグ(アド・ムカ・シュヴァーナアーサナ)
手からお尻まで一直線に上半身を伸ばすことで、背中の強化と肩周りの凝りを緩めます。
・ポイント:背中をしっかり伸ばして肩甲骨から手でマットを押すイメージを持ちます。
おわりに
日々の生活で胸が縮こまっていることに気づくと、心もどこか閉じているような感覚を覚えることがあります。今週は胸を開いてエネルギーを取り込み、背中を強化して支えとなる基盤を作りましょう。この2つをバランスよく行うことで、身体が整うだけでなく、心にも軽やかさが生まれるはずです。
寒さに負けず、ヨガで心身を温めながら、今年の終わりを元気に迎えましょう!
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